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座談会 Vol.2

2023年3月に実施した第2回目の座談会では育児休業を取得した男性社員が仕事と家庭の在り方を赤裸々に意見交換いたしました。

今回の座談会のメンバー

パレクセル男性社員の育休取得率:52.6% 平均取得期間:145.1日(2022年度)
日本全体の男性の育休取得率:17.13% 平均取得期間:46.5日(厚生労働省2022年度調査」)

育休を取得した理由・周囲の反応

司会:本日は、男性で育休を取得した方々にお集まりいただきました。また、女性の視点からのご意見もいただくために、Dさんにも参加していただきます。最初に、育休を取得した理由を教えてください。

A:上長のCさんが取っていたこと(笑)、ニュースでも男性の育休取得が話題になっていたこともあり、自然に取得しようと思いました。妻からの強い要望はなかったのですが、子供との時間を作ってみてもいいのではと思いました。

B:最初の出産のときに、妻から育休を取って日中から育児して欲しかったと言われたことです。そのときはまだ入社2年目で、忙しい時期でもあったので取ることを断念しましたが、妻が本当に大変だったので、2人目からは育休を取ると決めていました。

C:2013年に第一子が生まれたタイミングでは、COL(Clinical Operations Leader)に昇格したばかりで、まだ育休を取得する考えはなかったのですが、仕事が忙しいこともあって一人目は自分になついてくれず…。2人目を授かったときはGCOL(グローバルの試験責任者)として韓国と日本の試験調整を行っているときでしたが、妻から「一人では大変かも」という相談を受けていたので、育休取得を検討しはじました。その際に私も育休取得者に相談に行き、メリット、デメリットを聞いたうえで取得を決めました。

司会:育休取得を悩みましたか?会社の反応はどうでしたか

A:1人目のときは、ACOL(アソシエイトの試験責任者)になる時期で、まだ時代的にも育休を取ることを考えづらかったのですが、上長が育休を取ったCさんだったということもあり、取りづらいという感覚はありませんでした。Cさんからは育休取得の後押しをしてもらいました。

B:1人目のときは仕事の状況的にも取り辛いところはありました。2回目のときは周りも取り始めている時期で、徐々に取りやすい雰囲気になっていました。社内でも取得者が増えてきて、3人目ができたときは上長にすぐに相談しました。幸いCOLもマネージャーも育休を取るのは権利だからと言って下さって仕事の調整を行ってくれました。

司会:育休を取るうえで不安はありましたか

C:クライアントあってのビジネスなので、クライアントがどう思うのか、またチームがどう思うのかが一番気になりました。韓国のメンバーに相談したところ、「家族が一番大事だから」とみんな応援してくれて…。「復帰したらまた一緒に仕事しようよ」って送り出してくれたのは嬉しかったですね。実際コロナが始まり、上の子も小学校に行けない時期が続いていたので、育休を取得していなければ、ちょっと大変だったかもしれませんね。

B:戻って来て仕事があるのか、何をするのかが不安かもしれません。これまで通り仕事を振って貰えるかなどは気になりました。

育休を取得してみて

A:日々子供の成長がわかるので、その経過を見られたことです。また2人目のときに取ったのですが、上の子をどちらか一方がサポートできる環境もよかったと思います。どうしても生まれたての時期は上の子がストレスを感じてしまうので、妻が上の子、私が下の子を見るようにするなど分担して育児をしていました。育休から復帰して変わったことは、以前よりも在宅勤務がメインになったこともありますが、子供が保育園から帰宅したら、仕事を中断して育児に参加するようになりました。

B:1回目の育休で、産後で疲れている妻を助けることができたことです。どこまで貢献できたかはさておき、上の子を見つつ、下の子の面倒も見ていました。2人目は、むしろ育休を取らないと家庭がまわらなかったと思います。

C:子供たちがなついてくれたことです。一度緊急で下の子を病院に連れて行くことがあったのですが、診察後すぐにパパの所に戻ると落ち着いてくれて、医師の方が「なかなか父親にここまでなついてくれることはないですよ。すごいですね」って驚いていました。それが育休を取得してよかったことを物語っているかもしれません。

D:子供は日々成長するので、うちも夫が取得してくれていたら、私も心強かったし、成長の喜びも一緒に感じられただろうと思いました。

司会:何かデメリットはありましたか?

C:これまでほぼ毎日仕事に行っていた人が急に家にいるようになると、人によっては喧嘩も増えるというアドバイスを貰いました。実際は、多少意見の違いはあったかもしれないですが、私はメリットの方が多かったです。ただ、復職時はこれまでのリズムに戻れるか不安でした。また、育休中は会社から切り離されてしまうので、閉鎖された環境にいることに少し寂しさもありました。

D:確かに取得する際、計画性は必要ですね。

仕事と育児の両立のコツや効率的な業務の進め方

B:復職後、仕事と育児で常に大変ですが、ここまで在宅できるようになったのは有り難いですね。子供が保育園に行って帰ってくるまで集中して仕事をして、子供を迎えに行ってから寝かしつけた後にまた集中して仕事をするようにしています。

A:私は子供が家にいない時間に集中して仕事をするようにしており、以前よりも時間を本当に大切にしています。子供が帰ってくるまでに仕事を少しでも終わらせるようにしていますが、寝かしつけてからの業務も多少しています。

C:私たちは妻が朝型で、私は夜型です。妻が朝7時半ぐらいに仕事に出かけるので、そのあとの掃除は自分がやるようにしています。お互いができる時間に育児、家事を分けて上手く調整しています。

D:COLやシニアマネジャーは夜、海外との会議も多いですよね?

C:そうなんです。(笑)海外とのミーティングは、なるべく子供が寝る時間に入れるようにしていますが、クライアントの都合などで早い時間に会議がある場合は、妻に保育園の送迎をして貰っています。

A:海外の方が、この時間帯は送り迎えがあるから無理、この時間は対応できないとはっきり言っているので、私たちも同じように言っていいと思います。実際家庭事情と伝えると、融通をきかせてくれることが多いです。

D:CRAは施設の都合にも合わせる必要がありますが、どう調整されていますか?

B:日程を指定された場合は、両親のサポートを得ることが今は多いです。あとは試験の状況次第ですが、朝一でモニタリングに行かなくてもいい場合は、保育園に連れていってから施設に行くようにするなど、うまく時間を使うように心がけています。

D:私がモニターの頃、子供が体調を崩したことがあって、就業しづらい時期が長期的に続いたときは本当に苦しかったんですが、家族のサポートとチームメンバーに助けて貰って乗り切ることができました。

B:私も郵送物などはメンバーにフォローして貰っていることが多く、本当に助かっています。自分だけではどうしようもできない部分を、周りの多くの方に支えられていますね。

Sr.CRAのBの育休中の過ごし方と復職後の過ごし方

右は平日のある1日の例ですが、昼休みに夕食準備をしたり、朝仕事をされたり工夫しながら過ごされています。

B:育休取りたい方は、その後の子育てにもかなり影響すると思うので取った方がいいと思います。

C:実際自分が育児しながら思うことは、子育ては大変ということです。昔は男性は仕事をすべきという風潮から、今は男性も育児に参画するという空気になっていますが、皆が同じようには思っていないと思うので、育児がある方もない方もお互いを尊重できるような雰囲気がもっと浸透したらいいと思います。

D:パレクセルの男性社員は育児を自分ごとと捉えていて、「女性は育児、男性はお手伝い」というマインドではないので育休を取得している社員が多いと思います。Cさんがおっしゃるように、皆が互いの立場をリスペクトできる雰囲気がより一層深まるといいなと思います。

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