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An Interview with Jeff Barth, Director, Diversity & Inclusion at Parexel

“We don't want our daughters to feel like they are an anomaly or that they are not treated fairly”

ジェフは自分が親になることはないだろうと思っていた時期がありました。それはその気持ちがないということではなく、LGBTQ+の家族にとっては不可能と思っていたからです。しかし26か月前、ジェフと彼の夫は双子の娘に恵まれました。子育ては新しい学びの連続で、ジェフは感謝と謙虚な気持ちで日々をおくっています。ジェフは、もっと多くのLGBTQ+の人々が、親になることが可能ということを知ってほしいと願っています。

ジェフは、パレクセルのダイバーシティ&インクルージョンのダイレクターであり、グローバル・ワークプレス・イコーリティ(LGBTQ+社員にとっての企業平等指数)の推進に取り組んでいます。ジェフは2年前にパレクセルに入社し、プライドコミッティーや異文化コミッティーなど、社内のダイバーシティ&インクルージョン関連のコミッティーのアドバイザー役も担っています。パレクセルに入社前、ジェフはリサーチやコンサルティングを行う会社に10年以上勤務し、男女平等の支援、特に男性のこの問題への参画に力を注いできました。ジェフは、すべての社員が自分本来の姿で仕事ができることがいかに重要かを十分認識しており、彼自身、パレクセルで自分について隠す必要がないことを有り難く思っています。ジェフは最近ニューヨーク市の郊外に引っ越しましたが、それは職場でオープンに話せることに感謝するできごとの一つとなりました。「私が引っ越しをしたのは夫に仕事のオファーがあったからで、それを会社に正直に話すことができたことを幸運に思いました。自分に何が起きているか隠す必要がなかったのです。」とジェフは話します。

ジュフの双子の娘たちはちょうど2歳になったところです。彼は、これまでの子育てを何度かやり直したいと冗談を言っていますが、彼女たちの成長は彼にとっては「素晴らしい旅」と言えます。子育てはチャレンジなしではできませんが、同性の親同士にとってはさらにハードルが高くなります。「新しく親になった人は誰でも無限大に疑問が湧くものですし、私自身、子育ての複雑さをすべて理解しているとは到底思えません。この素晴らしい存在を育てながら、ラーニングカーブ(学習曲線)に気づきます。また、私たちの家の周りのご近所の人達は、いわゆる一般的でない家族と接する最初の世代になるという複雑さが加わります。」

私たちが子育てについて話す内容にはまだジェンダー(性別)の既成概念があるとジェフは語ります。「現在、多くの家族が一般的なジェンダーの枠組みの外に存在しているにもかかわらず、私たちが使う言葉や私たちの社会はその現状に追いついていません」。 Facebook内で交わされるコメントからCOVIDによるロックダウン期間中どう親をサポートすべきかに関する記事に至るまで、LGBTQ +の親たちは、自分たちのニーズが社会に見えていないように感じることがあります。 「最初の数カ月ものすごく消耗し、正解や支援を模索しているときにもう少し世の中が受容的であればよかったのにと思いました。」

LGBTQ +の家族にとっては、養子縁組自体がより難しい可能性が高く、ジェフは他の家族と同様に扱われないか心配していました。 「司法とその従事者が、LGBTQ+の養子縁組のケースに敬意と理解を示して取り組んでくれることを願います。そうすると、その養子縁組にどれほど価値があるか理解できると思います。また、今よりもLGBTQ+の家族が養子を迎え入れることが簡単になり、「やっかいなケース」とはならないでしょう。」ジェフのケースを担当した裁判官は素晴らしい人で、ジェフとパートナーが書類に署名したときに一緒に泣いてくれました。ジェフは自分たちは幸運だったと思っています。

従来の枠組みの中では「異例と見られるかもしれない」という心配は、企業が宗教的な道義に従って私たちの申し出を断ることができるというアメリカの法律の解釈から来るものです。このような恐れは最近抱きはじめたものではなく、ジェフと彼のパートナーが常に感じているものです。「私たちが結婚するとき、同性のカップルである私たちが目の前に現れたら、婚姻手続きをサポートする業者が心変わりするのではないかと心配し、卵の殻の上を歩いている気持ちになりました。私たちはよく自分たちで自問自答しました。どの時点でクローゼットから出てホテルやカップケーキ店に行ったらいいか。なぜなら私たちは人々をまごつかせるサプライズは避けたかったからです。それは私たちが今でも考え続けていることで、いつも障壁をくぐり抜ける術を考えずに済む日々が来ることを望んでいます。」

ジェフは親として、どのように自分の家族を守るか考えています。「私たちが家族でビジネスを始めたとしたら、周囲の反応が心配です。私は自分の家族が普通ではないとか不公平に扱われていると娘たちに感じさせたくはありません。」

ジェフと彼の夫は、今では娘たちなしの生活を想像すらできませんが、当初はこの生活が可能とは思っていませんでした。「私たちの世代では、成長するにつれさまざまなハードルがありました。率直に言うと、セクシュアリティについてオープンにすることは受け入れられませんでした。私は素晴らしいコミュニティで育ちましたが、社会的に保守的な環境でした。そして私はいつも父親になりたいと願っていましたが、それを可能にするための道筋はありませんでした。

私たちの世代は、LGBTQ+の人々の受容のために率先して活動してきましたが、ときにはそうできないときもありました。すべてを突破してクローゼットから出たときに、私たちはふと疑問を抱いたのです。さて、次に何をすべきか?と。どの学校で何を学ぶか?キャリア、家族、そして長期的に満たされるためにどうしたらいいか?など。私たちの世代はドアを開けることに多くの時間を費やしたため、ドアがついに開いたときにどうしたらいいかわからなかったのです。解放と不幸が同時に訪れたような感覚で、エネルギーを消耗しました。」

それでも、ジェフはZ世代(1990年後半頃から2012年頃に生まれた世代)と彼の娘たちが成長したときの世界に期待しています。一つには、彼より上の世代のLGBTQ +の人々が、すべての人々のアイデンティティが認められる社会を作るために努力してきたからです。 「世界におけるLGBTQ+の人々に関する見方がどれだけ異なっているか説明するのは多くの点で簡単ではありません。しかしながら、LGBTQ+コミュニティの中で私たちがリーダーシップを取っていくことで、次世代の人達が今よりももっといい経験ができたらいいと思っています。」

パンデミックの中での子育ては、別の難しい側面を作り出しました。子供たちが登園の初日にマスクを着用する必要があるか、ということから、仕事と家族の時間のバランスを取ろうとすることまで。ただ、それはすべての家族が直面している問題であり、誰にとっても簡単な解決策はありません。

ジェフにとって、会社が社員とその家族の幸せについて真剣に考えているかどうかは極めて重要です。「同僚のズームカメラの後ろで何が起こっているかわからないということを知ることは大事です。カメラからはこぎれいなホームオフィスが見えるかもしれませんが、私たち全員が苦労しており、仕事以外でもやらなければいけないこと、仕事とバランスを取らなければいけないことを抱えています。」このことについてパレクセルは社員に配慮しており、それはジェフがパレクセルで働くことを誇りに思う理由の一つです。

臨床開発業務に携わるパレクセルには出張する社員が数多くいるため、COVID-19によりプロセスの多くを再設計する必要がありました。ジェフはその問題に会社がどのように対処したかを知り感心しました。「会社は、多くのコミュニケーションや業務をオンラインでできるように改革し、医療現場の最前線で働く人々を守ると共に、試験を継続させ、新薬の開発に支障がないように工夫ました。」

社内のLGBTQ+社員のサポートグループ、“パレクセルプライド”の活動を通して、ジェフは、LGBTQ +コミュニティの中でも最も立場の弱い人達を励まし支援することを望んでいます。具体的には、プライドコミッティーの中で、性同一性障がいと人種の問題に焦点を当てています。ジェフは、企業がトランスジェンダーの権利をもっと理解し、サポートする必要があると考えています。 「私たちは何年もの間、ゲイやレズビアンについて話してきましたが、次世代の仲間の中で危機に晒されているグループがあるとすれば、それはトランスジェンダーの人々です。これは、学校におけるいじめの解決にとどまらず、メンターの提供、ロールモデルや必要な支援機関に繋げてあげること、また精神的且つ身体的に健康で幸せでいられるようサポートすることです。企業がすべきことはたくさんあります。」

世界は絶えず変化しており、ジェフは幸運にも多くのことが改善される過程を見てきました。しかしながら、誰もが例外なく自分らしく、そして自由に生きることができる世界を次世代に繋げるために、まだやるべきことがあります。誰もが受容される職場を作ることは、ジェフとパレクセルのメンバーが最重要課題として取り組んでいることです。トランスジェンダー問題で闘っているときも、LGBTQ +の両親を受け入れてもらうために闘っているときも、すべて意義ある変化を継続させるための闘いで、そこで交わされる会話は全て繋ぎ合わさっています。ジェフは、より多くのLGBTQ +の家族が幸せで繁栄し続けることを願っています。

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