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An Interview with Michel Keemers

“I was sitting with my parents and I said you’re becoming Grandpa and Grandma”; Michel Keemers on finding acceptance as an LGBTQ+ parent

ミハエル・キーマーズは20年パレクセルに在籍しており、直近の6年はシニアプロジェクトアナリストのポジションに就いています。ミハエルはベルリン在住で、最初に面接を受けたときにカミングアウトして以来、自分がどのような人間か一度も隠す必要はありませんでした。常にオープンでいられること、信頼してもらえること、会社の一員であること、そしていつも受け入れられていると感じられることが彼にとっては重要で、だからこそ、20年間パレクセルで働き続けることができていると感じています。

 

ミハエルはオランダの小さな町アルメロで育ちました。彼の家族はいつも「ご近所の方がどう思うか」を心配し、LGBTQ +に関する知識もほとんどなかったため、ミハエルはなかなかカミングアウトすることができませんでした。

「私が打ち明けたとき、両親はとてもショックを受けていました。それは彼らが望んでいたことではなかったのです。決して彼らが私を愛していないということではなく、環境がそうさせたのです。世界は異性愛者の上に成り立っており、異性愛者でないことは別世界の人間と見られ、難しい状況を作り出します。」

従来の意味で「家族を持てない」という事実を受け入れることは、ミハエルにとってとても辛いことでした。 「当時私は19歳で、家族を結婚式に招待したり子供を持つことができないということに心が痛みました。」それでもミハエルの両親は、自分の息子にどのようなサポートができるか情報を収集し学びはじめました。その過程の中で、彼らはLGBTQ +に対する見方を変え、ミハエルの性的指向を受け入れることができたのです。「幸運なことに、私の両親はとてもオープンな考え方を持っていました。彼らは、オランダ国内にあるゲイの子供を持つ親たちが集まって話し合いをする会に参加していました。当時、私はそのことを知りませんでしたが、知ったときに嬉しく思いました。なぜならその会への参加が、別世界の人間と見られているLGBTQ+の当事者(今回のケースは彼らの息子である私ですが)にとって、どれほど意味があるか理解することができたからです。それ以来、彼らはずっと私に協力的です。」

そして2008年、ミハエルは自分が父親になることがわかり、両親に報告したその瞬間は生涯忘れられない思い出となりました。「私はある友人と出会い、その友人は私の子供を産むことに合意してくれました。そして彼女が妊娠したとき、私は両親と一緒に座っていました。あなたたちはもうすぐおじいちゃん、おばあちゃんになるよと言ったとき、彼らは喜びを言葉に表すことができませんでした。私の叔父たち、私の兄弟などもみんなが私を支えてくれました。そして、パレクセルは私に花を送ってくれました。」

父親としての新たな人生をスタートさせたとき、ミハエルがパレクセルから受けた支援はそれ以上はないと言えるものでした。当時の上司は、在宅勤務や労働時間の短縮、その他必要なことは何でも柔軟にサポートしてくれました。ミハエルは語ります。「パレクセルはあなたが誰であるかは関係なく、ただ、親のように助けたいと思っているのです。」ミハエルは自分のチームのメンバーに「私はもうすぐ父親になります。私の周りの人達はとても幸せで協力的です。」と伝えたところ、メンバーは彼の周りに集まって祝福してくれました。

彼の家族は一般的な家庭とは異なるかもしれませんが、家族への愛情が変わることはありません。「子供は子供、赤ちゃんは赤ちゃんで、私にとっては最高の贈り物です。親としていろいろな局面を迎えますが、彼は幸せで健康な子供で、それは親である私たちが唯一望むことです。」

それ以来、彼は親として他の家庭と違うと思ったことはなく、幼稚園にいる息子をボーイフレンドと一緒に迎えに行っても疑問視されず、受け入れてもらえていると話します。しかしながらミハエルはそれが誰にでもあてはまるとは思っていません。彼は、レインボーファミリーグループを通して知り合った、幼稚園で否定的な反応を受けた家族の話を思い出します。その幼稚園は、いろいろな家族の写真を貼るボードを作成していました。その子供が二人の母親が写っている写真を持っていったときに、幼稚園側はボードの設置そのものを中止しました。 「それは全く逆の対応です。まだまだ改善し受け入れられなければいけないことがあります。」

レインボーファミリーグループを通じて他のLGBTQ +の家族と繋がることは、ミハエルにとって極めて重要です。それは、当事者同士が集まって経験を共有し、互いに学び合える場だからです。「それまで私は、LGBTQ +で親になっている人をあまり知りませんでした。LGBTQ+の家族は、当事者でない多くの人々に自分の経験を話したいとは思っていないので、このようなコミュニティはとても貴重です。また、私は一人ではないと感じることもできます。」

ミハエル自身は、自分の家族、職場、地域社会の人々に受け入れられていると感じますが、LGBTQ +の人々が、いつもありのままの自分の姿で安心して生きられる社会にはなっていないこともわかっています。彼は自分の国ドイツで、“一般的”ではない家族や性的指向の人々がもっと尊重されるよう、よりよいコミュニケーションがされるべきと感じています。たとえば、ドイツ国内には差別を防止する法律がありますが、警察がLGBTQ +に対するヘイトクライムにどれほど真剣に取り組んでいるかはわかりません。「手をつないで通りを歩いているときに危険を感じます。目立ちたくないのでそうしませんが、男性と女性が手をつないで歩いていても誰も何も言わないでしょう。」

街の中で安全と思えない場合、自分が属するコミュニティの中で安全と思えることはとりわけ重要です。LGBTQ +の社員だけでなくすべての人々が受け入れられ、誰もが尊重される環境はパレクセルの大きなバリューです。ミハエルはこう説明します。「世の中の人々は、さまざまな文化的背景や価値観を持ち、物事の祝い方もそれぞれ異なりますが、パレクセルでは、社員のいろいろな節目を祝い、それらを”可視化“します。」

何にでも違いはあり、ミハエルは、LGBTQ +の家族が他の家族と違って見えること自体が悪いとは思っていません。違っていることが間違っているのではなく、自分たちと同じではない人々を受け入れて理解することが重要だからです。他のLGBTQ +の家族と繋がり彼らから学び、ミハエルは自分の家族が受け入れられていると感じました。ミハエルのカミングアウトを受けて情報収集したりサポートグループを探した彼の両親も、知識を得ることで理解することができました。おそらくここに学びのヒントがあると思います。より深くお互いを知ることが、より一層お互いの違いを受け入れられることに繋がっていくでしょう。

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